SIMフリースマホ スペック研究所

SIMフリーのスマートフォンをスペック重視でリサーチしまくるブログです。

Galaxy S8/Galaxy S8+ スペック

機種名 Galaxy S8(SC-02J/SCV36)
カラーバリエーション オーキッドグレイ/ミッドナイトブラック/コーラルブルー
OS Android7.0
CPU Snapdragon 835
GPU Adreno 540
ディスプレイ 5.8インチ/QHD+(2960x1440)
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
DSDS対応
バッテリ 3000mAh
カメラ

インカメラ:800万画素

アウトカメラ:1220万画素

USB Type

Type C

Antutuスコア 165000/7000(3D)

 

機種名 Galaxy S8+(SC-03J/SCV35)
カラーバリエーション ミッドナイトブラック/アークティックシルバー
OS Android7.0
CPU Snapdragon 835
GPU Adreno 540
ディスプレイ 6.2インチ/QHD+(2960x1440)
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
DSDS対応
バッテリ 3500mAh
カメラ

インカメラ:800万画素

アウトカメラ:1220万画素

USB Type

Type C

Antutuスコア 165000/7000(3D)

SIMフリー機のスペックを比較する時に役立つ用語集

昨今人気が出ているSIMフリー機ですが、各機種のスペックを比較するのに参考になる用語について解説をしておきたいと思います。

自分にあったスペックを見つけ出すためにも、是非覚えておきたい項目です。

 

SoC

System on a Chipの略。スマホのスペックを決める重要なパーツです。

チップに何を使っているかによって、コア数、GPULTE対応バンド、カメラ画素数など、概ねのスペックが決まります。

最近のスマホによく搭載されているものとしては

  • Snapdragon…最も広く利用されているSoC。ハイスペックは800番代、ミドルスペックは600番代、ロースペックは400番代です。2016年発売の機種で最もよく見たのは625ですね。スペックとしては一昔前のハイスペックであるSnapdragon805~810あたりに近い性能ですね。最新のハイスペックSoCは835で、Galaxy8にも搭載されていて、Antutuで17万点台を叩き出す、現時点で最高スペックのSoCです。GPUにはRadeon系のチップであるAdrenoを使用しています。
  • Kirin…HuaweiオリジナルのSoC。ハイスペックは900番代、ミドルスペックは600番代。Mate9などに使われている最新のハイスペックSoCは960です。
  • MediaTek…1~2万円台のスマホによく使われているSoC。基本的にロー~ミドルスペックです。

あたりでしょうか。

最も普及しており安定感があるのはやっぱりSnapdragonかと。ゲームもこのチップに最適化されている事が多いです。

 

メモリ

大きく分けてメモリと呼ばれるものにはROMとRAMがあります。

ROMはストレージ容量として、どれくらい本体にデータを保存できるのか、を意味しています。ちなみに16GB 、と記載されていても、OSや基本アプリなど初期状態で使用されている領域がすでにあるため、実際には1~2割ほど差し引いた値が実際に使える容量になります。多ければその分多くのアプリや写真ファイルを保存できますが、microSDを挿すことができれば、その分容量を追加できるので、あまりアプリを入れないのであれば16GBあれば十分でしょう。機種によっては、microSDを本体容量と同じ扱いにする事ができるものもあります。(ただしmicroSDの読み書きスピードが早くないといけない)

RAMは実行メモリと呼ばれるもので、通常メモリと言えばこちらのことを指します。ブラウザのタブを多数開いたり、ビジュアルクオリティの高いゲームで画像を読み込むときなどに使い、容量が多ければ多いほど安定性が増します。 また、バックグラウンドで待機させられるアプリ数にも影響します。メモリが少ないと、リッチなアプリがそもそも起動しなかったり、すぐクラッシュしたりします。

最近の機種であれば3~4GBはほしい所。

 

CPU

スマホの処理能力を左右するパーツです。性能を測るには、コア数と周波数があります。コア数は昨今だと8コア、10コアなんてものまでありますが、マルチコアは、あくまで並列処理するためのものなので、コア数が多ければスペックが高い、というわけではありません。 性能を左右する要素としては周波数のほうがウェイトが高く、概ねSoCに左右されます。

 

GPU

CPUが処理能力だとすると、GPUはビジュアル面を司るパーツです。2Dや3Dの画像処理性能に大きく影響します。 

前出の通り、SoCによってGPUの種類が決まっていて、SnapdragonはAdreno、KirinはMali、MediaTekPowerVR(あるいはMali)を採用しているようです。それぞれで使える画像圧縮フォーマットが異なっており、対応状況によってアプリの描画性能やロード時間、データ容量などに影響を及ぼします。

Mate9でデレステがジャギる、なんて話がありますが、あれは3D描画方法がチップによって異なり、デレステは最も普及しているAdrenoに最適化しているため、他のGPUでは描画性能が落ちる、という事になっているものと思われます。

 

バン

通話や通信の周波数で、どの帯域に対応しているかを示すものです。

日本ではざっくりと分けてdocomoSoftbank系とau系に分けられます。SIMを購入する際は、どちらの系統なのか、スマホで使えるバンドはどれか、利用する場所でつながるバンドはどれか、といった点をよく見ておくとよいでしょう。

対応しているバンドによって、高速通信が使えるキャリアアグリゲーションが利用できたり、プラチナバンドと呼ばれるつながりやすい帯域があるので、快適な通信環境のためにもしっかりと確認しておきましょう。

 

Huawei Mate9 購入&ロング使用レビュー

このブログは、昨今人気が出てきたSIMフリースマホについてリサーチし、購入時の判断材料としてまとめていくことを目的としたブログです。

スペック情報多めで行きたいと思いますのでどうぞ宜しくお願い致します。

 

さて、記念すべき記事初投稿は実際に自費で購入したHuawei Mate9の使用レビューです。

購入に至るまでと購入してからまでをレビューしてみました。

購入に至るまで

Mate9購入前までは、auAndroid機にmineoSIMを刺して使っていましたが、いかんせんスペック的に限界が来ていました。

購入タイミングを計りかねていましたが、流石にもう限界かなと感じ、カメラとスペックに評判のあったMate9をチョイスしてみました。

ちょうど楽天で本体3万円のタイムセールをやっていたので狙ってみたのですが、瞬殺でした…楽天のタイムセールでスマホを買うときは、あらかじめログインしておく、カード情報も登録しておく、スマホとPC両方でページを開いておく、など万全の準備で迎えましょうw

買いそびれたことによって、ふつふつとMate9欲しいメーターが上がっていき、ついに購入を決意したのです。

ちなみに購入したのはSIMとセット購入であれば税抜き49,800円でゲットできるexcite mobileです。SIMは3GBの通信オンリーSIMで、初期登録費用無料&6ヶ月の500円割引キャンペーンで購入しました。色は3月に追加されたブラックをチョイス。マット気味でとてもよい質感です。

基本スペック

カラーバリエーション シャンパンゴールド/ムーンライトシルバー/ブラック
OS Android7.0
CPU Kirin 960
GPU Mali-G71
ディスプレイ 5.9インチ/Full HD(1920x1080)
メモリ 4GB
ストレージ 64GB
DSDS対応
バッテリ 4000mAh(急速充電対応)
カメラ

インカメラ:800万画素

アウトカメラ:1200万画素+2000万画素(モノクロ)

USB Type

Type C

基本スペックは上の表の通り。スマホベンチマークとしてよく使われているAntutuの総合スコアは約12万3千、3Dが約4万5千でした。

ちなみに買いたてであれこれ酷使していた後に初めてAntutuベンチマークを走らせたら10万切っててびびりました。(そんなはずは…と焦った)

どうも熱をもった状態だと性能が落ちるようで…

SIM速度

今回Mate9と同時申し込みしたexcite mobileの通信速度は体感としては全く問題ないレベルです。深夜帯で8Mbps、混雑時で1.5Mbps、最も高速だったときで59Mbps出ました(docomoスピードテストで測定)。すごい。

購入直後にWifiにつながってると勘違いして通信しまくってたらあっという間に3GB分使い潰してしまいましたw

容量使い果たすと以降は0.2Mbpsに制限されて死ぬほど遅いというかつながらないです…w

同梱品

同梱品はこんな感じです。

リモコン付きヘッドセット / ケース(透明プラスチック) / ACアダプタ / USBケーブル ( A to C ) / USB変換アダプタ( micro-B to C ) /クイックスタートガイド / 保証書

Type-C USBケーブルに加え、MicroUSB→TypeCのアダプタがあるのが地味にうれしいです。 

カメラ性能

カメラ性能に定評のあるMate9ですが、さすがのクオリティ。細部のディティールが素晴らしいです。拡大してもしっかりと輪郭が確認できます。

ちなみに光学2倍ズームもできるので、ちょっとズームした画も劣化なしで撮影可能です。

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夜の写真もバランス良く撮れます。夜景モードは結構な露出時間が必要なので、固定できないとブレブレになってしまいます。三脚がなければ夜景も普通のモードで撮影するのが吉かと。

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接写も素早いフォーカスでいい画が撮れます。

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後からピント位置を調整できるワイドアパーチャですが、細かすぎる被写体だとうまくボケが効かない感じになってしまいます。あくまでなんちゃってなので過度な期待は禁物かと。

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マニュアルモードでは露出やISOなどを細かく変更する事ができます。マニュアルとおまかせモードは即座に切り替えができるので、細かな調整をしたいときのタイミングを逃しません。

動画はスローモーション撮影も可能。 撮影開始と終了は等倍で、その中間がスローモーションになる感じです。

指紋認証

指紋認証は指の中央、上下左右と登録します。

ロック解除スピードは超高速で、以前使っていたスマホ指紋認証は何だったのかと思うほど。しかもどの角度からタッチしても解除できます。

DSDS

この機種はSIMを2枚挿せる機種で、いわゆるDSDS対応です。

通話用としてdocomoのSIMをガラケーに挿して使っていたのですが、2台持ちは面倒なのでDSDSにしたかった、というのもMate9をチョイスした理由です。

通話用SIMはノーマルサイズのSIMだったのでドコモショップでnanoSIMサイズに変更しました。(手数料として2,000円が翌月の費用に加算されます)

3GSIMとLTESIMのどちらかを選べましたが、もしかするとガラケーに戻す可能性も考え、あえてFOMASIMのままにしました。(LTESIMでもガラケーで使えるか不明だったので)ちゃんとSIM2スロットでDSDS(発信、着信、SMS送受信)が使えてます。

スマホカバー

個人的にスマホカバーは手帳型ではない、全面カバーされたものが好みなので、Mate9のカバーはこれにしました。

このカバーは画面よりも少し高くカバーされているので、下向きにしても直接画面が床に触れません。

ただ、これだけだと思いっきり手から滑り落としそうな気がするので、キーリングを背面に貼り付けて運用してます。

画面フィルム

画面フィルムはこのガラスカバーを貼り付けています。2枚入りなので、失敗しても平気です。

貼り付ける前に画面を拭く用のウェットとドライの画面拭きがついてるのですが、実際に使うとどちらもドライでしたw

画面をフルにカバーするタイプではなく、1~2mmほど小さい感じです。やや小さいサイズにすることでカバーと干渉しないので、画面全体をカバーしない事が気にならない人はこちらのほうがよいかも。

使用感①

 2016年発売の機種ではハイスペックな部類に入るMate9ですが、メモリ4GBの恩恵に預かっている事を体感するところとして、バックグラウンドのアプリがキープされていることでしょうか。FGOなんか以前の機種ではホームに戻ってブラウザ開く程度でタイトル画面に戻されていましたが、Mate9では5~6アプリを同時起動していてもプロセスが終了せずキープされている事がよくあります。

なお、通知欄に件数しか表示されない、という仕様だったぽいんですが、自分が購入したタイミングではちゃんと各アプリのアイコンが表示されるようになっていました。(アップデートされた?)

使用感②

ちょっと違和感があるところをあげるとすれば、画面輝度を自動にしていると、明るさの調整に結構時間がかかるところでしょうか。適切な輝度になるまで5秒くらいかかります。その間暗めの画面のため、このレスポンススピードは特に屋外だと気になりますね。

使用感③

違和感があるところその2。LEDランプの点灯度合いがかなり控えめで、通知が来たのか分かりづらい!